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9月の中旬くらいから八百屋に出回り始めたこの野菜。プチトマトのようにも見えますが、実はこれ唐辛子なんです。 まん丸のかわいらしい外観に惑わされてはいけません。味はしっかり唐辛子。辛いです。これを使って、冬に向けた保存食が作られます。 「唐辛子のトンノ詰め」 まず唐辛子のヘタと種などの中身をくりぬき、塩漬けして一晩置きます。 翌日、しっかりと塩を洗い流し、今度は白ワインビネガーに一晩浸します。 さらに翌日、くりぬいた部分に唐辛子一つにつき、ケイパーを3~4個と缶詰のツナをギュウギュウに詰めます。 詰め終わったらビンにいれ、にんにくひとかけらとたっぷりのオリーブオイルで浸して出来上がり。 塩漬け→ビネガー漬け という工程を経て唐辛子の辛味は随分丸くなりますが、食べ終わるころに軽く舌に残るピリピリとした辛味は、ワインというよりビールが進む美味しいおつまみになります。 瓶詰めをしてすぐにでも食べられるのですが、こちらの人は寒くなるのを待ってから食べ始めるようです。 「南イタリア」という響きからは想像もできないほど、冬には厳しく冷え込むプーリア州。寒い日の食卓ではこのような保存食や、あたたかなスープにたっぷり粉唐辛子を入れたりして身体に暖を取るのです。
by cricri021219
| 2006-10-25 01:07
| プーリア 料理
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