カテゴリ
以前の記事
ライフログ
お気に入りページのリンクです
フォロー中のブログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
聖ニコラ祭追記 その後、帰ってからお祭りについて少々調べてみたので追記します。 「聖ニコラ」は、何とあの「サンタクロース」のモデルになった司教さんでした! 3世紀後半~4世紀に現在のトルコに実在した人物で、それがどういうわけか1087年にバーリの聖ニコラウス教会に遺骨が運ばれ、街の守護聖人として今なお大切に保管されているそうです。何故そのような移送が行われたのかまでは調査が及ばず・・・。どなたかご存知の方があれば是非教えてください!! 聖ニコラ祭というのは、1087年にトルコから聖人の遺骨がバーリにやってきたことをお祝いする祭りのようで、なるほど、あの巨大な船はトルコから遺骨を運ぶというシーンだったのかな・・・など、今更わかった風なことを考えたりするのでした。 パニーノ屋台 これは、ザンピーナという、渦巻状にしたサルシッチャ(ソーセージ)です。バーリ近郊のサン・ミケーレという町の特産ですが、プーリア一帯で同じ形状のものを見かけます。 ちなみに、9月の終わりには直径一メートル以上の巨大ザンピーナが振舞われるという、何とも楽しそうなお祭りがサン・ミケーレで行われるとの事。ぜえ~~~ったい行くのだ!! このザンピーナやら、七面鳥(イタリアでは最も安価な肉。鶏肉より安い!)やら普通のサルシッチャなどから好きな具を選べます。巨大な鉄板でジュージュー焼き、同じく鉄板で焼いて温めたパンに挟んで、マヨネーズかケチャップをお好みで付けてできあがり。野菜などのトッピングは一切ありません(チーズはあったかな?忘れた)。いたってシンプル。でも、当たり前ですがチョ~おいしい!ザンピーナだけを齧ると、せっかくの肉汁がこぼれてもったいないことになってしまうのですが、これだと、あふれた肉汁をパンがしっかりキャッチしてくれるので二度おいしい!!ザンピーナのパニーノと330mlのビール一本で4€。価格的には日本と同じくらいかな? イタリア版焼き鳥屋台 夜も遅くなるにつれて出店の数も増えてきます。我々が帰る頃になってようやく店開きを始める出店もありました!さすがイタリア。宵っ張りぶりも全国民的に筋金入りです。 これは、普通のサルシッチャとインボルティーニの炭火串焼きの出店。インボルティーニも、プーリアではよく見かけます。お肉屋さんにも各店ご自慢のインボルティーニを売っていて、店によっても中身は違うのですが大体中身はレバー肉(何のレバーかは失念!) +ハーブを、豚の腸(羊だったかな?これまた失念)でぐるぐる巻き包んだものが主流です。 ここの屋台では、一つの串に12個ずつサルシッチャまたはインボルティーニを刺して炭火で焼いていました。焼くのにとても時間がかかるので、出店の前には焼き立てを待つ人だかりが・・・(←行列などというお行儀の良い順番待ちではない。何となく群がって待つだけ。当然横入りもあり!負けるもんかぁぁぁ!!)。私も負けじとその中にまみれました。風向きによってすごい煙が、待ってる人々を襲います。「やだあ!髪の毛が臭くなる!!!」「次は私のパニーノ3個だからね!!」など、わいわい言い合いながら待つのも、お祭り気分で楽しいものです。 焼きたてのインボルティーニはサイコーに美味しい!炭焼きの香りと、かむとあふれ出る肉汁!ここのはハーブが入ってませんでしたが、よりお上品でない味で、こういう祭りっぽい雰囲気にはこれぐらいガサツな感じのほうが食べてても楽しいものです。ここでは、串焼きの半分を挟んだパニーノが3€。串焼き一本全部が6€。肉屋で買うと、これの三分の一~半値ぐらいで買えます。イタリアにも屋台のテキ屋価格というのがあるようです。でも日本の出店の、一本500円とかするバーナー焼きの串焼きよりは、数倍以上の満足感を得られるのでした!!
by cricri021219
| 2006-05-19 17:15
| プーリア 料理 B級グルメ
|
ファン申請 |
||