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トゥルッリ地区以外の様子も続けてご紹介♪ 各家のテラスにも様々な電飾が灯ります。 通りや広場にも惜しみなく灯るイルミネーション。 お肉屋さんのウィンドウにいる子豚ちゃんまでナターレ風♪ よく行くワイン屋さんの入り口。 中ではギフト用のスプマンテやパネトーネが所狭しと並んでいました。 この「テラスに登るサンタ」はイタリアのサンタクロースの主流モード。 表から見るとこんな感じ。 「テラスに登るサンタ」は両手がふさがっているため、皆さん緑色のリュックをからってます(笑) でも、どのサンタも中身はプレゼントじゃなくって入ってるのは「草」だけ!これじゃただの不法侵入のおっさんじゃん! 我が家も少しだけクリスマス風に飾ってみたりしました。 「いつかお店にも飾れるし・・・」とか「自分たちへのクリスマスプレゼント」など言い訳しながら買ってしまったクリスマスグッズ・・・。 電飾のチューブには合計7匹のリュックをからった不法侵入のおっさんがよじ登っています。 Grottaglieのランプ同様、ちゃんと日本でも点いてくれるといいんだけど・・・。 #
by cricri021219
| 2006-12-25 01:46
| アルベロベッロ
昨日23日の夜は、アルベロベッロのトゥルッリ地区のど真ん中でフェスタがありました。 以前、NOCIという町であったヴィーノノヴェッロのフェスタについてご紹介しましたが、それの食べ物+飲み物バージョンです。 10ユーロでチケットを購入し、トゥルッリ地区の中に点在している食べ物+飲み物ブースに立ち寄りながらぶらぶらと散策するというもの。 食べ物は全部で7種類、飲み物はワイン2種と最後に食後酒。順路通りに歩くと前菜からドルチェまでの一つのコースメニュー形式になっていました。 これはストロッツァプレッティというコイン状に伸ばした生地をくるくると巻いた感じのショートパスタのツナとオリーブのトマトソース。 こちらはバッカラ(塩漬けにした干し鱈)ときのこのフリット。バッカラはこの時期には欠かすことのできない冬を代表する食材の一つです。 ナターレには必須アイテムのお菓子カルテッラテ。パッパルデッレのような生地をカタツムリ状にくるくる巻き揚げたものに、砂糖をまぶしたり蜂蜜をまぶしたり、ヴィンコットというドルチェワインを煮詰めたようなソースをからめたりしていただきます。 ここにもいました!ピッチカピッチカバンド♪NOCIで出会ったほどの規模ではありませんが、楽しい事に違いはありません♪ 奥の広場では農民の格好に扮した一団がピッチカピッチカに合わせて踊っていました。 女性が身に付けている首飾りやブレスレットはみんな食材で作られたもの。 胡桃や唐辛子、タラッリや、中には子豚の形をしたスカモルッツァチーズを付けている人も! みんなすっごくかわいい♪ 寒さも吹き飛ぶほど楽しそうに踊ってる彼らを見ながら、私は本当にプーリアというこの地が大好きで大好きでたまらないんだ・・・などしみじみ思ったりしていました。。。 美しくネオンに彩られたトゥルッリの続く道を歩きながら、料理をつまみながら、ワインを飲みながら・・・ナターレ前の夜が更けて行きました。 #
by cricri021219
| 2006-12-24 00:26
| アルベロベッロ
久しぶりの更新です!!!!実に一ヶ月ぶり! PCの不調もさることながら使用しているネットの回線も最悪のようで 自分のブログにログインするのに今日は一時間半近くかかりました・・・。 一時間半ですよ!!ログインするだけで!(泣) ブログの更新には「忍耐」とある程度の「あきらめ」が必要なようです(苦笑) とまあ、イタリア通信事情の愚痴はさておき、今回はプーリア随一の陶器の産地、Grottaglieという町に行ってきました。Grottaglie の訪問は実は二回目。 前回の訪問の後PCトラブルに見舞われ、写真を全部失くしてしまったので今回の再訪とあいなりました。。 アルベロベッロのお土産屋さんなどに並んでいる陶器も、ここから仕入れられているものが数多くあります。 駅から1.5キロほど歩くと町の中心に着きます。その道中、プーリアのほかの町では見かけた事のなかった謎の物体に遭遇しました。 各家のベランダに設置されてある、卵形の陶器。聞くと、これは蓮の花だそうで、ベランダにこれを置くとその家庭に幸運がやってくるというおまじないとのこと。白や黄色や水色など各家々の窓枠の色に合わせて様々な色の蓮の花が並んでいます。とってもかわいい♪ 町の中心には「陶器博物館」なるものもあります。入場無料! 写真は「陶器博物館」の中庭に展示してあったプレゼピオ(キリストの誕生を再現した人形)。このずんぐりした愛嬌たっぷりのスタイルがこの町の人形の特徴のようです。 博物館の中には、出土品の陶器が展示してあったのですがどれを見ても出土年月日が2000年代に入ってからのものばかり・・・。陶器の生産自体は15、6世紀から続く伝統あるものですが「陶器の町」を看板に町おこし(?)を始めたのはどうやらかなり最近になってからのようです。 そしてこの博物館の裏側の地帯に、陶器の工房が軒を連ねます。2人ぐらいで細々と営んでいるものから大量生産の工場まで大小様々。 町には、「陶器の町」の期待を裏切らない陶板があちこちに点在しています。 この「にわとり」はプーリア州のシンボルマークで、各工房の「にわとり」を集めたものもありました。 工房の表看板ももちろん陶板。 通り名の表示ももちろん陶板♪ 町の名前「Grottaglie」は「grotta(洞窟)」に由来しています。その昔外来人の侵略を受け、内陸の地へと非難してきた人たちが洞窟住居を構えて住んでいたのがこの町の起源と言われています。 現在ではその洞窟の姿はほとんど見られませんが、一見普通の家屋のように見える工房も奥に入ると洞窟風の部屋があったりして、洞窟の前に普通の家屋を建て増ししたことが想像されます。 このお店も、その「建て増し洞窟」店舗の一つ。お店の手前の方も雰囲気満点ですがさらに奥へと進むとまさに洞窟風情! そしてこの写真は、このお店で30年位前まで実際に使っていたという「窯」部屋。今ではディスプレイ用の部屋として開放してあるだけですが、天井は軽く3メートル、広さは10帖はあるほどの大きな部屋です。 私たちはこのお店でスタンド型のランプを購入。アイアン製のスタンドと陶器のランプシェード合わせて30ユーロ。日本でちゃんと点いてくれるかな・・・。 つづく。。。。。 #
by cricri021219
| 2006-12-10 02:39
| プーリア 町
仕事を終えてやってきた夫との待ち合わせのため、いったんチェントロストーリコを出ました。 すると、広場の奥のほうからなにやらドン、ドン、ドンと太鼓を打つ音が聞こえてきます。イタリアのお祭りには必須アイテムの伝統芸「旗投げ楽団」(←勝手に名づけました)の登場です。 カラフルなタイツをはき、童話にでてくる王子様のような格好をした少年たちが、太鼓やトランペットの奏でる音に合わせて旗を振ったり高々と放り投げてはキャッチしたり、、というものです。イタリアの各町にはきっと大小さまざまなこういった地元の「鼓笛隊」みたいなのがあるのでしょう。 この楽団のエースは15、6歳くらいの華奢~な少年でした。新体操のように旗を放り投げては背面キャッチ、あるいはお手玉のように3つの旗をくるくる回してはキメポーズ!などを淡々とこなし、観衆から拍手喝采を浴びていました。 さて、夫も合流したところでテイスティングウォークラリー再開です♪ 夜も10時半を過ぎたというのに、チェントロストーリコの中は人でいっぱい。人ごみにまみれながらノロノロと進んでいくと・・・、その人ごみの先の方からと~ってもは楽しげなバイオリンの音色が聞こえてきました! 「あ~~~、ピッチカピッチカやってるよ!!」この瞬間、私たちのボルテージは最高潮にアップ!思わず歓声を上げ、いそいでその場へ駆け寄りました。 ピッチカピッチカとは、以前「うじ虫チーズ」の記事でもちょっと触れましたが、このプーリア地方の伝統音楽のこと。 その歌詞は全てプーリア方言(と言っても、町によってその方言も異なりますが)で歌われており、独特の高音の歌声とアコーディオン・バイオリン・カスタネットとタンバリンで刻まれる超ノリノリな二拍子のテンポは、体のどこかでリズムを取らずにはいられないほどの調子よさ!体の方が勝手に動き出すんです!以前、アルベロであった夏祭りのステージでその演奏を聞いて以来、私も夫もあまりにも楽しすぎるその音色のとりこになっていたのでした。 この日私たちが最初に出会ったのは高校生ぐらいのストリートミュージシャン風のバンド。ステージなんて無いぶん、音楽がすぐそばに、私たちのすぐそばに感じられます。観衆は踊り、道行く人たちも、ステップを踏んだり、クルクルと回りながら通り過ぎていきます。 そして、ここを通り過ぎるとまた別のピッチカピッチカの音色が♪今度はさっきよりも観衆も多くバンドも大所帯です。グラスを片手にそこらじゅうの人が踊っています! 私たちの隣にいた夫婦は、奥さんが少しはみかみながらも向かい合って踊り始めていました。 ステップもとってもかわいいんです。男性と女性は少しステップが違い、男性は足の先を前に投げ出す感じ、逆に女性は膝から下を後ろに折る感じで跳ねます。ちょうど小さいころに良く遊んだゴム跳びみたいな感じ。とは言っても、厳密な踊り方とかはこの場ではもちろん無用で、みんな音楽に身をまかせ思い思いにはしゃぎ踊っています。本当に体が勝手に動くんです!夜中の12時近いというのにそりゃ~もう大騒ぎ♪ 私たちの心を打ったのは、こういった伝統音楽が特別な「楽団」とかではなく、高校生ぐらいの若い人たちのバンドや普通の地元の人たちのバンドによって今もなお生き生きと人々の中に「ある」ということ。 「大道芸」ではありません。彼らの前には「おひねり箱」なんて置いてありませんでした。お祭りだから、みんなでこのお祭りを楽しみたいから彼らは音楽を奏でるのです。心も体も踊りだす最高に陽気な音楽たちを。。。これが楽しくないはずがありません!! 12時半を過ぎました。ピッチカピッチカとの思わぬ再会に、大興奮!大感激!のチェントロストーリコを、後ろ髪をグイグイ引かれる思いで後にしました。。。 帰りの車へと向かう途中、チェントロストーリコの外で見つけたリキュールの屋台。 チョコレートで作った小さなカップに、三種類(グラッパとチョコレートのリキュールと、、もう一つは失念!)のリキュールから好きなものを選んで注いでくれます。おいし~!「チョコレートボンボン」みたいな感じ。リキュールを飲み終わると、そのままチョコレートを口の中にポイ♪ レストランでご飯を食べた後、こんなのが出てきたらきっととってもハッピーな気持ちで食事を締めくくれます。これも「いつか夫がレストランを開いたらやってみたいことリスト」に即追加♪ 「またいつか、このお祭りに来れるかな~。」夫と二人でそんなことを話しながら行く帰り道。おばあちゃんになっても、ピッチカピッチカを聞くと踊りだしちゃうような・・・、そんな年の取り方をしていきたいなあと思ったりしたのでした。 (って、最近「おばあちゃんになっても…」妄想が頻発する私であります。。) #
by cricri021219
| 2006-11-10 02:34
| プーリア 祭り
先週末の夜、お隣の街NOCIで「Vino novello」のお祭りがありました。 今年採れたブドウで作ったワインをみんなで飲んではしゃぎましょう、というお祭りです。 これがですね~~~、最高に楽しいお祭りだったんです!! NOCIにも、全周3キロほどのチェントロストーリコ(歴史的保存地区)があって、このチェントロストーリコ全体がお祭りの会場となります。 迷路のように小道が入り組んだチェントロストーリコの中に、10社ほどのアジエンダ(ワインの会社)のブースがぽつぽつと点在していて ワインのブースの他にも、パニーノやら焼き栗やらあったかスープの屋台もあり、そういったものをちょこちょこつまみながらグラスを片手にお目当てのアジエンダのワインをテイスティングして回ります。言うなればテイスティングウォークラリーみたいな感じ。まあ、スタンプとかはないですけど(笑) まず、チェントロストーリコの入り口のすぐそばにある広場でチケットを買います。 チケットには5杯分のワインの半券・そのワインを飲むためのグラス・グラスを入れる小さなバッグ・チェントロストーリコの地図がついています。これで5ユーロ!お得感抜群です♪ チェントロストーリコの入口。テイスティングウォークラリーの始まりです♪ 道には「DEGUSTAZIONE(お味見)」と書かれた案内が貼ってあります。地図がなくてもこれを目印に歩けばワインにありつけます。まあ、この目印がなくても人の流れに沿って歩けばワインのブースにたどり着けるほどの人ごみですが。 ブースの前にはすごい人だかり。 半券とグラスを渡すと、バリっとスーツで決めたお兄さんがワインを注いでくれます。 焼き栗を売っている屋台。このお祭りは、この辺りでは「FESTA DI CASTAGNA(栗祭り)」とも呼ばれています。とにかく焼き栗が大好きなイタリア人。 特にこのNOCIの栗は美味しいとの評判のようで、道行く人のほとんどが焼き栗をモグモグ、栗の殻はその辺にポイポイしながら歩いています。なので、道には栗の殻でいっぱい。歩くとバリバリと殻を踏みつける音がそこらじゅうでしています。 これは「ZUPPA DI LEGUMI(豆のスープ)の屋台。 5種類ほどの豆を野菜と一緒に煮込んだスープ。寒い夜に身体の芯から温まるごちそうです♪これで3ユーロ。 CINGHIALE(イノシシ)のサラミを売ってる屋台がありました。NOCIは、イノシシの料理も有名だそうです。 「顔食」ネタが続きますが、イノシシの頭も売っていました。買ってはいません(笑) ワインもたらふく堪能し、おなかも満たされながら夜も更けてゆきます。 道行く人もグラスを片手にみんな陽気になってきました。 そしてそれから、わたしたちは願ってもみなかった楽しい出来事に遭遇したのでした・・・。 つづく。。 #
by cricri021219
| 2006-11-09 08:40
| プーリア 祭り
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